虫が多くなってくる季節、外出した際に赤ちゃんはどうやって虫除けすれば良いのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
お肌の弱い赤ちゃんに大人と同じものを使うなんてちょっと心配な気もするし…。
今回はそんな疑問を解決出来るよう、虫除けについて調べてみました。
Contents
虫が多い季節、赤ちゃんの虫除け対策とは
赤ちゃんにも虫除け対策は必要?
そもそも、赤ちゃんに虫除け対策は必要なのでしょうか。
赤ちゃんの平熱は一般的に大人より高く、36.5〜37.5度程度と言われています。
汗も良くかく赤ちゃんは、体温や湿度が高い人に集まりやすいと言われている虫たちの格好のターゲット。
しっかり守ってあげる必要があります。
赤ちゃんの虫除けにはどんなものがあるの?
それでは、虫除けにはどんな種類があるのでしょうか?
最近では、虫除けグッズの種類は実に多様になり、スプレーや吊り下げなどの従来のスタイルのものから、シールやリングなどの新しいタイプのものまで、使う時と場所に合わせて柔軟に選べるようになっているようです。
何を基準に選べば良いの?
赤ちゃんの虫除けを選ぶ際には、2つのポイントを気にしてみてください。
- ディートが入っているものは避ける。
⇨「ディート」は、アメリカで開発された科学成分で、日本では皮膚が赤くなったなどの報告がなされており、6ヶ月未満の乳児には使用しないと製品に表示するなど指導しています。
- ハーブやアロマ由来のものを。
⇨天然由来成分なので、安心して赤ちゃんに使ってあげることができます。自分で精油をブレンドして作ってあげるのも、リフレッシュにもなって良いですね。
虫に刺されるとどうなるの?
万が一、虫に刺されてしまった場合、赤ちゃんの皮膚はどうなるのでしょうか。
腫れ
赤ちゃんは大人と違い、虫刺されへの抗体が出来ていません。皮膚も柔らかく薄いため、赤くなって大きく腫れてしまうのです。
かゆみ
大人と違ってかゆみを我慢することが出来ないため、気付けば掻きむしっていることも。酷くなると跡に残ってしまう場合もあるので注意が必要です。
水ぶくれ
蚊に刺された箇所を掻きむしることによって水ぶくれになってしまうことも。また、蚊のアレルギーを持っている赤ちゃんは蚊に刺されるたびに水ぶくれになってしまうようなので、水ぶくれの原因が何なのかきちんと見てあげましょう。
心配な場合は病院へ
大人とは違う症状に心配になる方も多いのではないでしょうか。虫刺されは、掻きむしって酷くなると、とびひになることもあります。
虫刺されくらいで行くのもな、と思わず、酷くなる前にひとまず病院に行ってみましょう。
虫除けスプレーを手作りしよう
実は、虫除けスプレーは材料さえ揃えれば案外簡単に作れてしまいます。近頃は何でも手作りする方も増えていますよね。自分の目で見て選んだものしか入っていない。市販のものも便利だけど、そんな手作り虫除けスプレーも素敵ですよね。
虫の苦手な香りとは
虫には苦手な香りがあります。
代表的なものとして、以下の4つが挙げられます。
・レモングラス
・レモンユーカリ
・ゼラニウム
・シトロネラ
用意するもの
用意するものは、次の4つです。
・スプレー容器 50ml
・アロマオイル 10滴
・無水エタノール 5ml
・精製水 45ml
※アルコールが苦手な方は無水エタノールの代わりにホホバオイルを。
準備
スプレーボトルは使う前に無水エタノールで消毒しましょう(分量外)。エタノールを振りかけて流し、乾いたら大丈夫です。
作り方
- 無水エタノールとアロマオイルを容器の中に入れ、軽く振る。
- 精製水を入れ蓋を閉めて良く混ぜる。
なんとたったのこれだけで完成です。
使うときのポイント
水とアロマオイルは分離しやすいので、使う前に振りましょう。
防腐剤が入っていないので、使わない時はなるべく冷暗所で保管し、一ヶ月以内に使い切りましょう。
赤ちゃんはお肌が弱いので、直接振りかけるのではなく、ベビーカーや洋服などにスプレーしてあげてください。
また、必ずパッチテストをし、肌に合わない場合は使用を止めてください。