その小さな体の中に、たくさんの栄養が含まれているという秋刀魚。でも、一体どんな栄養が含まれているのでしょうか。
また、その栄養がどんな効能をもたらしてくれるのか調べてみました。
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秋刀魚から上手に栄養を摂ろう
秋刀魚の旬はいつ?
秋刀魚の旬は、8月の下旬から10月と言われており、この時期の秋刀魚は非常に脂がのっていて美味しいと言われています。
秋刀魚にはどんな栄養があるの?
それでは、秋刀魚にはどんな栄養があるのでしょうか。
秋刀魚には、主に8つの栄養素が含まれていると言われています。
EPA、DHA、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、カルシウム、鉄分です。
どんな効能があるの?
上述した栄養素にはどんな効能があるのでしょうか。
EPA…血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らします。血液をサラサラにし、動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果的です。
DHA…血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やします。また、脳や神経などの発達を促し、記憶力の向上や脳の老化防止に役立ちます。
ビタミンA…眼精疲労や夜盲症などの予防・改善に期待出来ます。また、ガンの予防や治療にも効果があるとされています。
ビタミンD…カルシウムやリンの吸収を促し、血液中のカルシウムをコントロールして骨の形成を促進します。
ビタミンE…老化の原因の過酸化脂質の形成を妨げます。
ビタミンB2…脂質や糖質の代謝を促進してくれます。
カルシウム…骨や歯を作ります。また、精神の安定をもたらします。
鉄分…吸収・利用率の高いヘム鉄なので、鉄分補給源として役立ちます。
より効果的な食べ合わせは?
それでは、たくさんある秋刀魚の効能をより効果的にしてくれる食材にはどんなものがあるのでしょうか。
大根おろし
大根おろしには、焼き魚の焦げにある発ガン性物質を分解するアミラーゼという酵素が含まれています。また、ビタミンや鉄分の吸収も良くなります。
ズッキーニ
ズッキーニには、βカロチンが豊富と言われており、体内で抗酸化力の強いビタミンAに変化します。ビタミンAは脂溶性なので、秋刀魚の脂で吸収力がアップするのです。
そのため、ビタミンA本来の免疫力を高める効果が期待出来ます。
美味しい秋刀魚の選び方
たくさんの栄養が詰まった秋刀魚。せっかく食べるなら美味しいものを選びたいですよね。美味しい秋刀魚を選ぶにはどんなポイントがあるのでしょうか。
鮮度の見極め方
新鮮な秋刀魚を選ぶポイントは次の4つです。
- 下くちびるが黄色い
- 目が澄んでいる
- 全体的に光沢があり、背が青い
- 腹が硬く弾力がある
脂ののった秋刀魚の見極め方
続いて脂ののった秋刀魚を選ぶポイントは次の
- 太って丸みがある
- 触るとペタッとしている
いかがでしたか?栄養満点の秋刀魚を美味しく食べて、たくさんの効能を実感してください。